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日本ではまだ広まる前兆を見せているに過ぎないVAPEですが、海外においてはすでに嗜好品の1ジャンルとして、大いに盛り上がりを見せています。
無害で美味しい煙を楽しめるだけでなく、見た目の重量感や意外なほどのお手軽さが話題を呼んでいるのだと言います。

ではこのVAPE、海外ではどのようにして広まったのでしょうか?

VAPEの歴史を辿ってみると、「煙の替わりに水蒸気を吸う」という、いわゆる水蒸気型電子タバコの仕組みは、1965年に完成したそうです。
アメリカでギルバート氏によって発明された画期的なこのシステム。
しかし、当時はまだタバコによる発がん性の危険が実証されておらず、ただ水蒸気を吸うだけのいわゆる電子タバコは流行らなかったそうです…。
企業は国民がタバコの代りに電子タバコを求めるとは考え難いと非協力的であり、国としても大事な収入源であるタバコ税が入らなくなるのは痛手になると顔を曇らせていたようで、電子タバコは世に出ることもなく闇に葬られました。

時は流れ2003年(意外にも最近ですね!)、タバコの危険性も全世界にすっかり広まり、電子タバコに注目をする人物も現れました。
その人物は、なんと中国の薬剤師だと言います!
父親を肺がんで亡くした彼は、ニコチンをタバコに頼らずに摂取できる手段として電子タバコを発表したのです。
この電子タバコは再びアメリカの地に渡り、爆発的な人気を集めました。
2006年にはアメリカ全土で電子タバコが販売され、誰もが知るアイテムにまで上り詰めたのです!

しかし、電子タバコに目を付けたのは、販売目的の企業だけではありませんでした。
各国の政府やWHOを始めとする国際機関によって、電子タバコが本当に安全な物なのかを調査する取り組みが始まったのです。
その結果、ニコチン入りの電子タバコを禁止するアメリカの州や国が出てきたのです。

それでも電子タバコ業界は負けていません。
今流行りのVAPEもニコチンを含むリキッドがウリの1つになってはいますが、ニコチンを含まないリキッドの方がむしろ種類豊富と言えます。
さらにVAPEは重量感ある「大人の嗜むアイテム」をイメージした作りになっており、VAPE自体の見た目が人を惹きつけているのです。

今となっては、VAPEはタバコの代理品ではなく、ファッション性のある見た目と様々な煙を楽しめる1ジャンルとしての嗜好品にまで上り詰めており、タバコを吸わない健全な若者の集うクラブで当たり前のように吸われています。
イギリスでは2014年の流行語に選ばれるといった大挙も果たしており、子どもや女性が煙を吸って楽しむことも世間の抵抗が減っているようです。

日本ではまだまだ、「煙を吸う=タバコ、身体に悪いもの」といった印象が拭えませんが、VAPE用の日本産リキッドが開発されるなど、徐々にVAPEの存在が広まっています。
VAPEを吸う人が増えることで、「煙=VAPE、オシャレと味を楽しむ」といった認識が広まるやもしれませんね!